タイ・バンコクの年末の営業規制やロックダウンなどのコロナの状況-2
前回は、この年の瀬に急に起きた、タイ全土・バンコクでの新型コロナウィルスに関しての情報やニュースに関してお伝えしました
前回の【営業規制】タイ・バンコクの年末のコロナの状況-2【2020年12月28日現在】はこちらからどうぞ
不法入国して隔離なしで飛行機などで移動もしていたタイ人女性、サムットサコンの海鮮市場のクラスターなどから、バンコクに新型コロナウィルスは当然の様に飛び火しました
そこから更に、当然の様にタイ全土で新型コロナウィルスの感染者が毎日見つかる様になりました
では、続きです
タイ・ラヨーンでの新型コロナウィルス感染者

タイ全土での新型コロナウィルスの感染者がどんどん増えていく報道の中、次に入って来た大きなニュースは、ラヨーンの違法カジノでのクラスター発生のニュースです
タイでは、カジノは違法ですが、違法カジノはそこらじゅうにあります
腐敗しきっている、所轄のタイ警察とも裏でガッチリ繋がっている為、絶対になくなる事はありません
政府の機関がこれらの違法カジノを捜索する時は、情報が流れると分かっている為、所轄を外して捜索するのは、もはや当然の事です
その違法カジノでクラスターが発生しました
困ったのは所轄の汚職警察官です、ちなみに彼らの苦しい言い分は
「ラヨーンにカジノはない、私達は捜査している、クラスターも発生していない」
だそうです・・・
何でしょう、これは
そりゃ市民からも嫌われますよね、こんな警察じゃ
そして12月27日、100人以上の感染者を出してラヨーンはロックダウンに近い、各施設の営業規制に入りました
タイ・パタヤでの新型コロナウィルス感染者

そして、ラヨーンと同時に感染者が爆発的に増えたのが、有名観光地パタヤがあるチョンブリです
パタヤでは、クラスターの発生は確認されていませんが、毎日どんどん感染者が増えていき、29日にここも事実上のロックダウンを発表しました
暫定で1月4日まではパブ、バー、クラブ、カラオケは閉鎖、レストランは持ち帰りのみ、映画館、観光施設、マッサージなども閉鎖、コンビニの営業時間規制なども含まれています
以前の、3月のロックダウンで生き残ったレストランなどのお店も、今回で全滅すると言われています
とても悲しいです
私も実は、今年は長い正月休暇を利用して、一人でパタヤに二泊三日程度で遊びに行こうと考えていました
今現在、パタヤにいる方には申し訳ないですが、今のパタヤは街はゴーストタウン、ホテルのプールなどの各施設も閉鎖、レストランも持ち帰りのみ、という悲し過ぎる状況です
特に理由もなく、私は今回は行くのを見送りましたが、いったい次はいつ行ける状況になるのかも分からなくなってしまいました
タイ・バンコクの年末の営業規制やロックダウンなどのコロナの状況のまとめ

以上が、12月上旬から今まで、急にタイ全土やバンコクで起こった新型コロナウィルス関連のニュースです
現地では本当に色々な噂や、都市伝説じみた話があって
「新型コロナウィルス対策は同時に、民主化・反王政デモを抑える対策にもなる為、今まで国内で隠し続けてきた新型コロナウィルス感染者をデモ対策の為にここで発表して来た」
といった意見なども多くあります
私は事実は分かりませんが、もし噂と違い、12月から本当に新型コロナウィルスの感染者が増えていた場合、このまま感染者が増えれば間違いなく死者が増えます
タイの脆弱な医療体制はあっという間に崩壊し、また、貧しい人達からまずは経済的に更に追い込まれ、ウィルスからも身を守る事が出来ずに、治療を受けられずに死んでいく事となります
噂の真実はどうであれ、まずはその様な事にだけはならない様にどんな手を使ってでもタイ政府はこの感染状況を抑え込んで欲しいです
日本では【コロナ慣れ】なんて言葉も聞かれますが、我々も、もう一度気を引き締めなおして、この未曾有の状況と戦っていく必要があると思っています
では、また
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