【真面目】タイ人の日本人に対するイメージ-1【金持ち】
先日、ふとしたきっかけでタイ人から見た日本人のイメージについての話になりました
以前は少ない情報の中で、日本人はタイ人を、タイ人は日本人を想像の中でイメージしていましたが、今は昔と違い、インターネットやSNSの普及によって遠く離れた国でも異文化交流が容易です
文化の輸出入も、ほぼリアルタイムで行われます
異文化交流の一番の障害である、言語に関しても、アプリで簡単に翻訳出来ます
今の言語アプリの微妙な不具合もAIの技術で、間違いなく数年で見違える程発展するでしょう
スマホ一つ持っているだけで、一人で海外に行っても何も困らない
そんな時代がすぐそこまで来ていると実感しています
私がタイ人から日本人に対するイメージを聞いた時に、当たらずといえども遠からずと感じたのは上記の事情などから今の世代の情報収集の機会が多くなっているからなのでしょう
タイ人から見た本当のイメージ

1.働き過ぎ
2.同じスーツ、同じカバン
3.みんなタバコを吸う
4.エロい
5.女の子の胸が大きい
6.ルールを守る
え?は?何コレ?
と思った方、いらっしゃいますよね、分かります
分かりますが、これが実際のイメージです
内容もちゃんと聞いていますので、ご説明します
働き過ぎ

まず、【働きすぎ】だそうです
この、日本人に対するイメージは日本に住んだ事もあって、日本語もペラペラのタイ人にも聞いた結果ですので、ちゃんと細かい部分まで理解して話をしてくれています
日本人は働きすぎ、とはよく聞きますが私が実感したのはやはり海外出張に行く様になってからです
海外の人は余程の事がないと残業はしませんし、あまり仕事に関しても深く考えていない様に感じました
大きな設備のプロジェクト中に客先の担当者が転職しただとか、育休でお休みだとか、そんな話も多かったです
もちろん全員がそうではありませんが、納期や約束があって、例えば何日までにここの配線を現地のローカル業者が終了させるなどのの約束は守られる事の方が珍しかったです
もちろん日本人としてはそれでは困るのですが
「まぁ、無理はものは無理なのだから、しょうがないな」
と自分を納得させてから、自分の会社に報告したものです
以前もお伝えした事があるかも知れませんが、ここタイではその傾向はより顕著で
もうイライラするのも疲れるので、納期や工期の遅れは当然のものとして工程表を組んで対応しています
日本のブラック企業についても海外の方は信じられない様です
目を丸くして驚きます、そして言います
「そんな会社、何で辞めないの?何を楽しみに生きてるの?」と
そりゃそうですよね
同じスーツ、同じカバン

次に【同じスーツ、同じカバン】です
この中には二つの意味が込められていると思います
一つは、【日本は経済大国で素晴らしいね、沢山会社があってちゃんと高いスーツを着て、しっかりしてる】という意味と
もう一つは、【何の個性も無いスーツの集団が毎日満員電車で揺られていて、見ていて異様
カバンも何もかも没個性、まさに社会の歯車】という意味
この二つです
どちらの意見も間違ってはいないと思いますが、生まれてから日本で暮らして来た私には、社会人はスーツが基本ですし、カバンなども個性をあまり主張し過ぎてはいけない場所だと思っています
みんなタバコを吸う

このイメージは、ちょっと古いと私は思います
私が子供の頃の喫煙率は、確か男性で60%はあったと思いますが、今現在では30%前後ですのでかなり減っています
ですが、海外に住んで思うのは日本は公共施設に喫煙所を作り過ぎです
海外では、もはや社会は喫煙者の事など考えてもいません
タバコを吸う場所が無くても、誰も文句を言いませんし、喫煙者に人権はありません
それでも強引に路上で吸ったりするのは、低所得者の一部の人だけです
日本に一時帰国した時も、とある駅のロータリーのど真ん中に喫煙所が設置されてあって、そこに人々が大勢たむろしていました
駅の隅に喫煙所を設置するのなら理解出来ますが、ロータリーの真ん中に作る神経を疑いました
海外の人は、あぁいった光景を見て、日本人をイメージしてしまっているのだと思います
次回に続きます
では、また
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