タイ・バンコクのバイク事情
当然ですが、タイ・バンコクは日本ではないので日本の常識は通用しません
アメリカに仕事で半年いた時も、メキシコに数か月いた時も、そんな経験が数えきれない程ありますが、大事な事は日本が当たり前ではないと理解して行動する事です
海外で【日本ではこんな時はこうする】【そんなのは非常識だ】と考るまではいいですが、行動に移してはいけません
場合によっては大きなトラブルになりかねませんので、海外に遊びに行く時などは注意して下さい
今回は主にタイ・バンコクでのバイク事情についてお伝えします
タイ・バンコクの街を走るバイクがとにかく危ない

タイでは自家用車が買える一般の方はまだ多くはないので、多くのタイ人の移動手段はバイクです
従ってタイ・バンコクではもの凄い数のバイクが走っています
一見すると日本の50ccの原付にも見えますが、タイのバイクは125cc以上です、意外とパワーがあります
日本の原付免許では運転は出来ませんので旅行者の方などは注意して下さい
まぁ、タイ人のほとんどは無免許で運転していますし、警察にはまず捕まりませんが、もしバイクの無免許運転で外国人が捕まったとしても大抵はその場で500バーツ、3.4円計算で日本円で1,700円を払えば問題は解決します
もしかしたら日本で出回っている【タイの女子中学生が制服でバイクの3人乗りをして疾走する写真】を見た事がある方もいるかも知れませんが、あれは何もおかしくないタイの日常の光景です
中学生や高校生は普通に制服を着て、無免許でバイクを運転していますし、隣に警官がいても何も咎めません
そもそも、バイクに乗るには免許が必要という認識がないか、薄いのでしょうし、私が「バイクは免許がないと運転したらダメ!」とタイ人に言ってまわっても、何の意味もないでしょう
私が今までタイで見た事がある、バイクに乗っているタイ人で一番幼なそうな子供は、冗談抜きで小学校3年生程度でした
その他にも、「えらくゆっくり走るバイクだな」と車で抜かして見てみたら、幼児を運転者の前に乗せてお父さんが運転していたり、赤ちゃんを抱いたお母さんが後ろに乗っているのも、普通の光景です
溜息しか出ません
これも海外の常識です
バイク走りながらスマホ

日本では最近、車を運転中の【ながらスマホ】が厳罰化された様ですが、タイではそんな罰則はありません
それどころか、バイク運転中の【ながらスマホ】をほぼ毎日見ます
スマホを操作しながらのバイクの運転は以前から少しはありましたが、更に増えた理由はコロナ禍での【Grab】や【LINE MAN】【Food PANDA】などの食品デリバリー需要の増加、これに尽きます
配送者は細かい住所や配送先を、スマホで確認しながら走ります
忙しいデリバリー業者さんには気の毒ですが、さすがにバイクでそれをやってしまうと運転スピードが大幅に落ちてしまいますので、後続車に対する迷惑も計り知れないです
バイクタクシー

短距離移動用のバイクタクシーの数も尋常じゃないです
このオレンジのベストを付けた人達が運転手です
彼らの運転は日本人の想像をかなり上回ってきます
私も何度か乗った事はありますが、恐ろし過ぎてまともに前が見れません
駐在員の方で会社がバイクタクシー禁止にしている会社があるのも納得です
コンビニなどでのバイクの駐車がカオス


これは、とある日のコンビニでの光景です
写真を見て下さい
「あ、ここに車を駐車できるな」と思って近付いて見てみたら、バイクがこんな感じで駐車していました・・・
この状況以外でも、コンビニでは特に私がちゃんと駐車をしても、後から来た車やバイクがどうやっても私の車が出れない様に駐車する場合もかなり多いです
最初は私も頭にきて、後から駐車したタイ人に注意していましたが今はやめました
理由は、逆切れされると自分の身が危ないのと、少し待てばいいから、です
「お前の車が出れない?俺がコンビニで買い物する短い時間だけだ」
「すぐどかすのに何故それが待てない?」
これが彼らの言い分です
こんな考えをするタイ人に、私が何を言っても自分が損するだけです
それに私の常識は日本の常識であって、タイの常識ではないです
では、また
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