タイ人の新型コロナウィルスについての考え方
日本も年明けからの緊急事態宣言に伴う営業規制、指示、お願いなどが各都道府県で出て、大変な状況ですが、今回は2021年1月25日現在のタイ国内の新型コロナウィルスの感染状況をお伝えします
日本では強力な自粛警察などが出没したり、感染者に対しての差別なども報道されていますが、ここタイではまたちょっと日本とは違った新型コロナウィルスに対する考えがあると感じます
お店を閉めて、中でコッソリとパーティーを開いて逮捕される人達や、違法に営業しているパブやマッサージ店が摘発されるのは、とてもよくある話ですが、タイ国内の大きな流れとして現在は年末に出た営業規制を段階的に解除していく動きとなっています
具体的には、現在短縮されている飲食店の営業時間を元に戻す事や、店内のアルコール類の提供の許可、学校などの施設の再開、県間移動制限の廃止などです
これらの規制は現在はまだ解除されていませんが、解除に向けた動きがあるのは確かな様です
ただ、どこの国もそうですが、こうなったら規制解除、こうなったら再度規制といった基準が、ある様でないので、日本と同様【コロナ慣れ】が心配される所ではあると思います
個人的には、最近の【ロックダウンをしてもしなくて変わらない】といった、研究結果がとても気になります
スウェーデンの様に独自のコロナ対策を行いながらも失敗してしまった例もありますが、世界各国の多くの研究者が【ロックダウンはしてもしなくて変わらない】と言っているのに、何故各国はロックダウンを行うのか?
結局ロックダウンして経済を痛めつけても、解除したらまたコロナは蔓延し、ウィルスは広がって行くだけ、というのは本当なのか?
どこの国も、コロナ対策の正解を探しながら、国民の命も経済も守って行こうとしています
タイ・サムットサコン県の今の新型コロナウィルスの状況

毎日タイ国内の新規感染者数が発表・報道されますが、当然感染が0になる訳もなく、一番毎日の新規感染者数が多いのは断トツでサムットサコン県です
日によりますが、毎日の新規感染者は200人前後といった所です
そのほとんどはミャンマー人などの外国人労働者です
場所はバンコクの隣ですが、過去にここの記事でもお伝えした有名なエビ市場でのクラスターが発生した地区です
まだそのエビ市場は営業を再開出来ていません
以前のタイ・バンコク(サムットサコンなど)の新型コロナウィルスに関する記事はこちらからどうぞ
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【営業規制】タイ・バンコクの年末のコロナの状況-1【2020年12月28日現在】
タイ・バンコクの今の新型コロナウィルスの状況

バンコクの毎日の新規感染者数は、大体20人前後です
世界と比べても決して多い数字ではないですが、サムットサコンからバンコクへの人や物の出入りは何故か特に規制されていない様ですし、一旦新規感染者が増加に転じるとバンコクの様な都会は特に感染防止対策を打っても、人の絶対数に勝てずにズルズルと感染者数を増やす事にもなりかねませんので、特に注意が必要です
休日にバンコクの都心の方に行くと、やはり人出は多いです
ですが、そこに働く多くの人の雇用や生活がちゃんとあって、その事実が何より大切なのだと再認識させられます
大型デパートも、何もかもが閉まっていたロックダウンの時の事を思い出すと本当に恐ろしくなって、昨日の事の様に暗い気持ちになります
もうあんな事にならない様に、皆で協力して感染を封じ込めていきたいです
2020年初めのタイ・バンコクでの【ロックダウン】に関する記事はこちらからどうぞ
↓
【ロックダウン】タイ・バンコクのコロナ禍-1【2020.9月時点の最新情報】
タイ・サムットプラカーンの今の新型コロナウィルスの状況

私の会社の工場はタイのサムットプラカーン県という所にあります
そんなに田舎ではないですが決して都会でもない、そんな場所ですが工場などが多くあります
サムットサコン県、バンコクに次いで新規感染者数が多いのがこのサムットプラカーン県です
毎日の新規感染者数は、大体10人前後です
日本人からしたら
「なんだそんなもんか、全然少ないじゃん」
となりますし、私もそうですがタイ人の感覚は全く違います
次回に続きます
では、また
以前のタイ・バンコクの新型コロナウィルスに関する記事はこちらからどうぞ
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