【贅沢?質素?】タイ・バンコクの生活費-2【最低限】
以前はバンコクでの生活費のうちの住居費についてお話しましたので、本日はその続きです
バンコクでの運転

車両費についてお話する前に、少しだけバンコクの運転・交通事情に関して説明します
タイ、バンコクに駐在の方はほぼ100%運転手がいて、どこに行くにも自分で運転する事はまずないです
日本に住んでいる方にはちょっと想像がつかないかも知れませんが、バンコクの運転免許はどんなタイ人でもお金を出せば3日間で取得出来ます
免許がない状態、つまり無免許で公道を毎日走っている方も大勢います、想像以上にいます
それはタイでは普通の事ですし、運悪く警察に止められて捕まっても、罰金も500バーツ、3.4円計算で1,700円程度払えば何の問題もなく翌日も無免許で運転出来ます
また捕まったらその時に500バーツ払うだけです、簡単です
そんな状態ですので、交通ルールとか、交通マナーとか運転のモラルとかは道路上に存在しません
信号無視、ピックアップの荷台に沢山人を乗せて移動している、逆走、スピード違反、ナンバープレートなし、1列だった渋滞が何故がいつの間にか3列になってて、先頭部分で3列からの壮絶な割り込み合戦が開始されている、夜間に無灯火など、こんなのは日常茶飯事なのです
だから駐在者に運転させるのはとてもリスクがあって危険な事なんです
万が一事故が発生したら当然本人は仕事どころじゃないですし、怪我をしたら入院や、相手への補償もあるかも知れませんし、下手したら裁判、考えるだけでも大変そうです
私も運転はあまりしたくないな、なんて赴任前は思っていましたが残念ながら私には運転手はいません
仕事内容的に業務時間中の移動の少ない仕事ですし、職場はバンコクの隅っこの田舎ですし、運転手がいたとしたら、朝と夕方、家と会社を往復するだけの勿体ない使い方になってしまします
そういう事で運転手はいないので、当然いつも自分で運転していますし、タイの道路事情にもなんとか慣れてきました
タイでの車両費

私の使用している車ですが、新車で購入しました
頭金に200,000バーツ、3.4円計算で日本円680,000円くらいを先に支払って、残りは5年ローンです
毎月12,300バーツ、3.4円計算で41,820円を支払っています
それと併せて、ガソリン代です
(タイのガソリンの種類は沢山あって、とてもややこしいのでまた今度ガソリンスタンドに行った時に記事にしようと思っていました、お楽しみに)
車両維持費は、ガソリン代は大体一ヶ月に4回給油して、一回800~1,000バーツですので、月4回で一回1,000バーツ計算だとトータルで一ヶ月13,600円程度になります
タイのガソリンは日本より少し安いので助かります
その他、1年に一回の税金が5,000バーツ程度なので3.4円計算で17,000円、保険も1年に一回の支払いで私の場合で13,000バーツ程度、3.4円計算で44,200円程かかっています
税金と保険に関しては車種などの個人差などもあると思いますので、参考程度に考えて下さい
これの条件で、もし私に運転手を付けたとします
乗り降り時のドアの開け閉めもちゃんとやってくれたり、交通ルールも守る、しっかりした運転の教育を受ける事が出来た派遣会社からの運転手なら、一ヶ月間残業なしの基本給で15,000~20,000バーツ以上、3.4円計算で日本円で51,000~68,000円以上、プラス残業費用も必ず掛かりますので、大きな出費となります
こう考えると大きな会社の駐在さんには凄く大きなお金が掛かってるのですね、ビックリです
あ、まだありました! 車両の洗車費用も掛かります
安いお店で一回200バーツ、3.4円計算で680円、高いお店だと一回600バーツ、3.4円計算で2,040円です
タイは道路事情が悪くて砂埃が多いのと、季節問わずやって来るスコールの為に油断すると数日で車がドロドロになりますので細めな洗車は必須です
バンコクでの食費

食費は個人の考え方によって大きく変わると思います
最近はヴィーガンやベジタリアンなど色々な方がいますし、その生き方や考えを否定は出来ないですし、する必要もないですよね
私はお肉も魚も大好きです、野菜、果物はちょっと苦手です
今まで、私は普通の食生活を送ってきたつもりだったのですが、数年前のとある日に先輩と食事する機会があり、その時にもっと食べ物にお金を使えと言われた事があります
まず、そんなに仲が良い訳でもないただの職場の先輩である他人に、そんな事をわざわざ言われたのもビックリしましたし、普段の私も知らないでしょうし、その時も特に食費を抑えてるつもりもなかったですし、微妙な気持ちになったのを覚えています
大げさな話をすれば、お腹が膨れればいいからと普段、豆とプロテインしか食べない方もいますし、イチローも確か偏食でしたよね、そもそも偏食という言葉自体も最近は無くなりつつありますね
また、タイでの赴任の食事事情を考えた場合、独身か既婚か、都会か田舎か、などでも大きく食費は変わります
次回は食費から詳しくお話します
では、また
コメント